ニュージーランドは南半球オセアニア地域の島国で、北島、南島、スチュワート島の主な三島と多数の小島から構成されています。全体として温暖な気候に恵まれており、日本とは季節が逆で、12月~2月が夏、6月~8月が冬になります。首都は北島の南端にあるウェリントン。現在の人口は約500万人で、日本のほぼ30分の1にあたります。公用語は英語と先住民の言葉マオリ語、そして手話です。
先住民のマオリ族が島に到達したのも800年前と歴史は浅いものの、人々は強い開拓精神に溢れ、新しいものを受け入れる広い心を持っています。また移民や自らも国外へ出る人も多く、真の国際性を持った人々がお互いを尊重する文化もニュージーランドの特長と言えます。人口が少ない分、国を皆で作っていこう、より良い国にしていこうという気概にあふれた国でもあります。
リアルニュージーランドが拠点としているのは、南島の北端にあるネルソンという街です。現在、私たちが学校を紹介しているのはこのネルソンとニュージーランドきっての教育都市ダニーデン、住みやすい都市としても名高い首都ウェリントン、そして世界中から人々が訪れる観光都市クイーンズタウンという四つの街になります。ニュージーランドは概して治安のいい国ですが、中でもこれらの都市は平穏で暮らしやすい街といえます。
ニュージーランドの魅力
ニュージーランドとは
最大の都市 オークランド
首都 ウェリントン
晴天率はNZ随一 ネルソン
南島の中心地 クライストチャーチ
観光都市 クイーンズタウン
学園都市 ダニーデン
New Zealand Map
南島の北端(Top of Southと呼ばれます)に位置するネルソンはニュージーランドの中でも一番晴天率が高く、ニュージーランド人が一番住みたい町としても知られています。芸術家の町とも言われ、街のそこここにアートギャラリーや工房を見ることができます。
近隣の住宅地リッチモンドや周りの農村地域を合わせても10万人程度の小規模な町ですが、住環境はとても良好で、治安もとても良いところです。
小さな町ならではの人と人との距離の近さ、温かいふれあいもあり、留学するには申し分のない場所といえます。
近くには美しいビーチや散歩道、整備されたサイクリングコースなどもあり、国立公園がドライブして一時間ほどのところに3つも存在するなど、素晴らしい自然にも恵まれた環境です。
南島の南部東岸に位置するダニーデンはニュージーランド随一の教育の町として有名です。全人口の2割が学生とも言われており、教育産業に関わる方たちが都市の多くを占めています。
スコットランドの流れを汲んだ街並みは大変美しく、ニュージーランドの開拓の歴史を感じさせます。また坂の町としても有名で、ギネスブックにも載った世界一の急坂があるのもダニーデンです。
人口は13万人程度で、オクタゴンと呼ばれる八角形の広場を町の中心に町が広がり、学生の町らしくカフェやレストラン、美術館や博物館などが多くあります。
市内から近くに位置するオタゴ半島はニュージーランドの中でも特に野生動物が多く生息する地域として知られ、ペンギンやアルバトロスなどの見学ツアーも多く催行されています。
北島の南端に位置するウェリントンは、ニュージーランドの中心にあるという理由で首都に選ばれたユニークな都市です。
人口は40万人とニュージーランドでは2番目の大きさを誇りますが、海辺で丘が近いこともあって都市機能はコンパクトにまとまっており、電車やバスなどの交通網も整備されています。またネルソンは海を挟んだ隣町。南島には飛行機やフェリーですぐ渡れます。
国内最大級の博物館テパパやニュージーランドの昔の自然を保護するために作られたジーランディア、映画の特殊効果などで名高いウェタ・スタジオなど文化レベルも高く、コーヒーや美食でも名を馳せる町は、「世界で一番住みやすい都市」「生活の質が高い都市」「公害が少ない首都」「世界八大コーヒーの町」など世界の様々なランキングで上位にランキングされています。
ネルソンの特長
ダニーデンの特長
ウェリントンの特長
クイーンズタウンの特長
南島の南西部に位置するクイーンズタウンはニュージーランドきっての観光都市。世界中から人々が集まります。イギリスの女王にこそ相応しい都市ということでクイーンズタウンと名づけられました。
郊外を合わせても6万人程度と決して大きくはない町ですが、ワカティプ湖岸に沿った美しい町並みは毎日人々を魅了しています。
バンジージャンプや乗馬、ジェットボートなどのアクティビティが楽しめるだけでなく、世界遺産ミルフォードサウンドやグレートウォークスと呼ばれる国お墨付きのトレッキングルートであるミルフォードトラックやルートバーントラックなど、ダイナミックな自然への起点ともなる町での暮らしは、勉強だけに留まらない様々な体験を提供してくれるでしょう。